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発達障害を抱えた25歳大学生がたのしく生きるブログ

東京デザイン専門学校の体験入学

f:id:yakisobacurry:20170902144501j:image行ってきました。

 

きっかけは今期アニメのメイドインアビス。アニメ1話をきっかけに原作を買ったのですが、それはもうすばらしくて!どストライクな絵とストーリーに魅了されてしまいました。f:id:yakisobacurry:20170902022149j:image(つくしさんにRTしてもらえたイラスト)

 

……メイドインアビスについて語るのはまた別の機会にするとして。この漫画の原作者であるつくしあきひとさんが、東京デザイン専門学校のイラストレーション科を出ているのです。ホームページを見るとちょうど夏休みということもあって、たくさんの体験実習が並んでいました。オリジナルタンブラー、てんこく判子、定番のTシャツデザイン、絵本づくり、アニメーション作画体験などなど。

 

……これはもう行くっきゃない。つくしさんが学んだ専門学校がどういうところか知りたいし、何よりタダでものづくり体験ができる(重要)。お昼もついてくるらしい。興味があるのはイラストレーション科とファッションアクセサリー科。本命はイラストレーション科だけど、どうせだったら普段体験できないことがいい。ここはやはりファッションリング制作体験かな。……

 

そんなこんなで、一日体験入学に行ってみることにしたのです。

 

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原宿駅から徒歩5分かそこらのところにある小さなビルが、東京デザイン専門学校の1号館です。最初に地下の説明会場に案内されて、ペットボトルのお茶と資料一式をいただきました。アンケートではイラストレーション科のところに第一希望のチェックを入れて、体験実習のところには「ファッションリングをつくろう」にチェック。

これ、ちょっと失敗でした。何も説明が無かったけれど、向こうは第一希望の学科の体験実習をする前提で動いてたっぽいのです。あとで手違いが判明して若干めんどうなことになるので、第一希望の学科と体験実習は一致させておきましょう。

 

天井は高いけれども若干狭めな地下室に、テーブルと椅子と大勢のスタッフ。前には巨大なスクリーンがあって、動画やら何やらを見ながら説明を受けました。同じテーブルには真剣に入学を検討してると思しき高校生の女の子と恰幅のよいお父さん。こんな若いのに夢があっていいなあ、えらいなあと思いながら説明を聞きました。

 

学校案内を一通り聞き終えたところで、希望学科に分かれて各教室に移動します。わたしは第一希望のイラストレーション科へ。ここで学科に関する詳しい説明を受けました。

わたしの他に来ていたのは7、8人でしょうか。色々な画材と画法を紹介されて、学生さん2人が実際に描いた課題を見せてもらいました。専門の画材とその扱い方を学べるのは良いですね。画材は主にアナログ。モード学園とかだとデジタル強そうですよね。そういえば色々な画材の課題を見せてもらったけど、水彩は無かったなあ。リアルイラスト系がいい感じでした。キャラクターイラストはまあ、うん。

そのあとは学校案内。屋上が二つあって、どちらも芝生が敷かれています。片方は喫煙可。途中他の学科の作品も見たのですが、ここデザイン系はかなりしっかりしている気がします。ホームページに乗ってる作品はなんか微妙だけど、実際に展示されてるのはかなり良かった!センスを感じる。

 

お昼ごはんにはケンタッキーフライドチキンが出ました。お飲み物も選べたのでミルクティーをチョイス。ペットボトルがどんどん増えていくなあ……全部飲まないと帰り重いだろうなあ…………と、どうでもいいことを考えながらお肉にかぶりつく。チキンフィレサンドとカーネリングポテトとビスケット。このあと絵を描く予定なのにこんな脂ぎったものをがっつり触らせるのね、とか思わないでもなかったけれど。気にしすぎか。

 

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この教室ではお昼のあと体験実習としてエンブレム制作をする予定になっていました。学生さんには第一希望と実習が食い違ってることについて「大丈夫ですよ〜」と言われていたのですが、やっぱり問題発生。中途半端になってしまったなあ、と思いながらファッションアクセサリー科のある2号館へ移動することに。1号館から徒歩5分ほどです。こちらはもっと住宅街の方。

 

ジュエリー実習室に到着。音の出る道具を使うからか、地下での作業になるようです。ずらりと並んだ木の制作机に圧倒されました。職人の部屋って感じ。机には取っ手のような謎の金属パーツがついていて、サイドには半田ごてのような何か。ルーターってやつかな?粉塵の受け皿になる引き出しもついていました。職人のための特殊な机って感じです。

遅れてやってきたのでちゃんと説明は受けられなかったのですが、移動で時間が取られたのでさっさか作業していきます。指輪の号数を測ってデザイン自分で決めて、ゴツめの指輪に鉛筆と油性マジックで下書き。糸のこで軽く溝をつけたあと、タガネ(だったかな?)でゴリゴリ削る。指輪の厚さの三分の一程度削ったら、ルーターを使って研磨。ミシンのように足で踏み込んでスピード調整ができます。

 

てっきりアートクレイシルバーみたいな焼成タイプの粘土を使うのかな?と思っていたんですけど、これは技法的には彫金というやつに分類されるんでしょうか。考えてみれば当たり前のことなんですが、職人さんなら金属粘土なんて使わずにそのまま金属加工しますよね。そりゃそうだ。

想像していたのと違ったけれど、普通に楽しかったです。むしろ行かなければ絶対できない体験だったので、よかった。f:id:yakisobacurry:20170902031425j:image

 

やり方が分かってしまえば、意外と工夫次第で家でできそうな技術でした。今どき百均でミニルーターも買えますし。この経験を活かして何かつくってみたいな……。

 

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イラストレーション科の感想。

ざっくり、正直に書かせてもらいます。意外と悪くないかもしれない。ただ、高校出てすぐに行くのはおすすめできません。よっぽど頭練れてる人ならあるいは、とも思いますが。大学出てからならアリかなあ……。インタビューも心なしか大卒の人が多かった気がします。

こういうところは明確な目的意識を持っている人じゃないと行く意味がないです。当たり前だけども。高校生でそういうものを持てている人は少ないと思うんです。卒業制作に凡庸なオリキャラ本つくって終わり、みたいなことになってしまう。その程度なら趣味でできるわけで。

 

高い学費を払って画法や画材の扱いかたを覚えるんだったら、そのお金でたとえば世界を見て回るとかした方が断然おもしろい人間になれそうです。おもしろい人間になれば、おもしろい作品がつくれるんじゃないかな。

創作行為は自分自身の中に何かないとやっぱりできないと思います。内面の反映。学費高いけど、出せる環境にあるならやっぱり美大に行った方がいいです。絵「だけ」習うのは絶対もったいない。

若いうちは狭い世界に引きこもるより、たくさんのものを見て見聞を広めた方がいいと思うんですよね。どんな知識も経験も自己表現に活かせるのだから……。

 

色々書いたけどわたしはしがない一般人なので、そんなに説得力無いかもしれませんね。入学を検討する人はまず足を運んでみることをおすすめします!

 

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以上、東京デザイン専門学校体験入学レポートでした。こんな感じでもっと色々オープンキャンパスやら無料講座やらに潜り込みたいな~。

せっかくの夏休みだしね。

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