FEELS SO GOOD

たのしければよいのだ

台所の整理から社会システムまで

色々あった事務手続きが8割方終わった……気がする。やっぱり3月4月は忙しいですね。油断して後回しにすると、あとでひどいしっぺ返しを食らうから(無駄にお金を払うとか、無駄に手間が増えるとか)、今が踏ん張りどころです。

 

すこし前の記事で書いた山うどの炊き込みご飯もなんとか作りました。もうほんと、絶品です。50円の見切り品でこんな美味しいもの作れちゃうなんて……。

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えっと、あとは今、もう第何弾だか分からない台所改造計画実施中です。

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百均の便利グッズで台所を使いやすくする計画。こういうのは引っ越し当初にやっておくべきだと思うのですが、大学行ってる間はなかなか気が回らなくて。

 

発達障害でもHSPでも慢性疲労症候群でもなんでもいいんですけど、わたしと同じタイプの人たちは、こういう維持管理しやすいシステム構築みたいなのは常に意識しておいた方が良さげです。お互いがんばろう。

 

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自分の力で環境を整えるのは大事です。こういうことをしなくても生きていける(あるいは苦もなくできてしまう)人は確かに多いのですが、感覚過敏とそれに伴う情報過多に悩まされる人々にとって、維持管理しやすいシステムをつくることは本当に意味のあることなのです。

 

感受性豊かであるがために新しいもの好きで、でもそうやってホイホイ家の中に「新しさ」を招き入れると、そのうち頭と部屋の中がぐちゃぐちゃになります。わたしもかなりの頻度でぐちゃぐちゃになってます……。

 

それはもう性分なので仕方ないとして、1入れたら1追い出すとか、自分の許容量を把握しておくとか、とにかく大事です。最初のうちは苦しいと思うけど、何年もかけて経験を積むとちょっとマシになります(実体験)。家の中に入れていい「新しさ」を判別できるところまで行ったらきっと随分楽になると思います。わたしも早くその域に達したい。

 

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(すこし真面目に。システムや名前の「箱」の話)

 

維持管理というのは長年女性が担ってきた分野でもあると思います。社会で闘う男と、その男が帰る場所を守る女、というのはなかなか悪くないシステムだったはず。今はなんだか随分歪んでますけど、なんとかうまい落とし所ってないものかなあと、よく考えてます。

 

分業って、やっぱりすごく便利なんですよね。それを性別で分けるのかという疑問は残るにしても、一人暮らしをしていると「家事をしてくれる人がいるといいのに……」と思うことが多々あります。雑に言うと、女だけど奥さんが欲しい!というやつです。逆に自分がそういう存在になって専念するのもいいな、とも思います。

 

こうあるべきという社会規範や、人を役割と結びつけるシステムは最近叩かれがちだけど、じゃあ何故その社会規範やシステムが存在するかというと、シンプルに、人を守るためだと思うのです。

 

ライフコースがおおよそ決まっていることはそこまで悪いことでない。特に世の人間の大多数がそこに納れる間は幸せです。幸せの在り方が決まっていて、当然のようにみんなが幸せになれる世界。きっと長くは続かないし、続くわけがないと思うけども……。

納まることのできる箱があるという安心感は生活の基盤にどうしたって必要です。帰れる家がある、分かりやすい肩書きがあるといったごく簡単な事実は、本当に人の心を救ってくれる。それらは確かに私たちを縛るものではあるけれど、同時に私たちを守ってくれるものでもあるはずです。

 

人は社会的な存在で、孤立するのが怖いから色々な立場に名前をつけて、その中に自分の身を納めてしまう。同じ名前を持った者同士は連帯感を持つようになって、強固な絆が生まれたりする。

 

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「絆」の文字には二つの読みがあります。「きずな」と「ほだし」。「ほだし」は、「きずな」の負の面を意味していて、デジタル大辞泉さんには「人の心や行動の自由を縛るもの。自由をさまたげるもの」とあります。

 

これは人間関係に限ったことでなく、ありとあらゆる関係性に通じる話だと思います。最近はなんだか「ほだし」の方ばかり見ている人が多くて、すぐに気に入らないことを叩く光景を見かけるので、なんだか疲れます。

 

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時代はどうしたって変化していくもので、きっとそれに抗うすべは無いと思う。ただ、何もかもを急に劇的に変えていいわけじゃない。

 

物事を変えるにしても穏便にやるべきだし、今現在に適さないもの・人・システムだったとしても、それらに過去救われていた誰かもいたはずで、ただ叩いて壊すという無粋な真似はするものじゃないと思います。

 

自分の一番反対側の立場にいる人を慮って、その人たちの意見を聞いて、お互いに話し合って妥協して結論を出し、実行する。

とても骨の折れる作業だけど、頑張りましょう。わたしも日々頑張るので。

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