月と達磨とLED

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最近、昼夜逆転……具体的には朝7時に寝てお昼の2時に起きるみたいなどうしようもない生活リズムが形成されていたので、今日はすこし奮起して、10時ごろからずっと起きてみました。

毎朝ちゃんとこの辺りには目がさめるのだけれど、「まあ起きる理由ないし…………」と思って、泥の中に沈むように二度寝するのが癖になっていました。そう、起きる理由はないのです。誰にも、わたしが起きることを求められていない。社会とつながりがないというのは、つまりそういうことです。

人と関わると恐ろしいほど気を張って疲れるのに、一人でいると、それはそれで。なんという不条理。慣れてはいますが、うーん……。

 

カーテンを開け、窓枠に切り取られた四角い空を仰ぎ見て、「本日も東京は晴天であるなあ。こんな青も白もなんの役にも立たねえや」なんて思いながら、体を起こして、とりあえずはミルクティーを一杯。

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朝はとりあえず激甘ホットドリンクを飲まないと何もかもが始まらないのです。今日はマリアージュフレールマルコポーロにしてみたけど、やっぱりルピシアのロゼロワイヤルのがよかったかなあと後悔しました。

ティーカップは気分でテキトーに変えて、ファイヤーキングジェダイサファイアブルーを使ってみたり、ウェッジウッドか、あるいは友達から誕生日プレゼントにもらった、ロイヤルコペンハーゲンを使ってみたり。

ミルクと砂糖をどっちゃり入れて、そうして胃に流れ込んだ糖分は、身体中を巡りつつ、脳に栄養を運びます。さて、効果はてきめんで、今日も脳はお喜びである。視界がクリアになり、前頭葉のあたりのモヤモヤが晴れる……こともある。駄目なときも当然多いわけですが。

 

久しぶりに午前中からしっかり起きてると一日がとても長くて、あれ、まだ3時なんだ、と。驚いてしまいますね。

小さなワンルームを斜めに横断するように、日向は動き続けます。そこに合わせるようにして、育てている多肉さんたちを移動させて……、そういうことをしていると一瞬は平和ですが、しかし。電気を点けずにカーテンだけ全開にして、そうして春の黄色く褪せた光を感じていると、どうしようもないセンチメンタリズムみたいなのに襲われたりします。単に鬱っぽいだけかもしれない。

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一応今日はタウンワーク取ってきたりそれを切り取ったり、ネットの求人見たり生きづらい人まとめブログなんてものを見てみたりしてました。本当に、それだけでも結構消耗してしまいますね。

 

今お布団から天井の電気を見ているのだけれど、昨晩の月もこれくらい丸かった。丸いものは、よいものです。かの森見登美彦氏もそんなこと言ってたと思います。

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机の上には両眼が書き入れられた達磨がいて……、こいつはもう何年も前に「もっと体が動きますように」と願掛けして、以来ずっと住みついています。両眼が入っているのだから、当然願いは叶った……と自分では認識したはずなんですが、いやはや。自分の成長なんてあまり覚えていないので、たまに達磨を見て「ああ昔はもっと動けなかったんだ」「わたしは努力してここまで来た(はずな)んだ」と、しょうもなく涙を流す心を慰めてやるのです。

 

天井の丸い照明は、LEDで、いやに明るい。こんなにも照らし尽くすのは、無粋の極みと言えよう。布団に、なにかを守るように体を丸めて転がる27歳クリエイティブ無職(とどこかで紹介されたらしい)を、そんな白日の下に晒さないで欲しい。

わたしは無実であるぞ。