午前中はカレーうどん作って食べたり。午後は姉の家で一緒にケーキ食べて、あとは希少じゃがいもと偽観葉植物もらってきたり。

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ようやっと半藤一利の『昭和史 1926-1945』を読み終わった。めっちゃ疲れた。今年の初夏に吉祥寺の古本屋で1冊200円で見つけたのた。昭和史B面も売られてて2冊とも買った。
実に読み応えがあるので、遅読の自分にはなかなか大変だった。550ページほどある。加えて、日本史は正直得意ではない。センター試験でも最後まで足を引っ張ったのは日本史だった。どう考えても世界史と地理の方が適性があったなあ…と今もやや後悔している。
昭和史は元々彼に勧められて、当時メモしていた。あまりの分厚さに気圧されて当時は読む自信がなかったが、そろそろチャレンジしてみるか…と思い勢いで買い、根性で読み終えた。
半藤一利氏の文章は非常に読みやすかった。そもそも講義を録音してまとめたものらしい。読みやすく面白いのだが、いかんせん密度が濃く高カロリーで、脳と胃に来る内容だった。読んでてうわあ…とドン引きすること数知れず。ポツダム宣言受諾の裏でクーデターを画策していた陸軍とか、もう見るに耐えない、もとい読むに耐えない。阿呆なの?
第二次世界大戦に突入するまでがひたすら長く、柳条湖事件、ノモンハン事件やらまあ色々有名なやつが起こるのだが。対立、保身、陰謀などなど…とにかく酷い。派閥争いに疲れる。人間関係が胃もたれする。なんでそんな戦いたいの?なんで独断専行するの?阿呆なの?
戦争を止めようとする善人は脅しやその他様々な圧力に屈し、姿を消す。昭和天皇はなんだかひたすら可哀想である。まあしかし熱狂的で手段選ばないやつって止められないよな…という悲しき共感がある。だって私たちも父、止められなかったし。実際私たちは頭おかしい人にどうやって対抗すればいいのでしょう。言葉が通じない人にどうやったら何が伝わるというのでしょう…。
戦争始まってからはまあ早かった。ちょっと勝って驕り高ぶった挙句ボコボコにされていく様は自業自得としか言いようがないのだが、これが自国の過去なんだと思うとひどく情けない気持ちになる。なるほどこうやって自虐史観ができあがるのね。さらっと流される裏では夥しい数の死者が出ているわけで、本当に本当に阿呆な戦争をしたんだなあと悲しい気持ちになってくる。
「都合の悪いことは起こらないものとする」。この考えに基づいて愚かな戦争は継続される。阿呆か。まあでも人間ってそう考えるよね、という深い納得はある。要は高を括るわけである。多かれ少なかれ、皆やっている。
開戦後は地理と数字の話になってくるから、それまでのぐちゃぐちゃした人間関係と比べて遥かにわかりやすく、読みやすかった。航続距離と航空基地とその防衛の必要性とか。一つ一つの戦闘は割愛されているが、一つ一つが一冊の本になるくらい重いものだったろう。一行で終わる歴史の裏の、死体の山よ…。
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とにかく疲れた。もうこれで重い550ページの文庫本を持ち歩かなくて済むんだ!という解放感がある。嬉しいなあ。でも本当に読んで良かったと思う。歴史観、政治観、延いては人生観に影響を与える本だと言っていい。昭和史後編やB面もそのうち手をつけたいけど、とりあえず次は一旦口直しに軽めの本を読もうと思う。
